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妖刀伝作品ガイド
戦国奇譚妖刀伝 鬼哭の章戦国奇譚妖刀伝 鬼哭の章
(C)ビクターエンタテインメント

VIDEO DISCVHP-49508¥4950(1987/12/16発売)
カラー40分

光がこの夜に生まれた時、闇もまた生まれた
その二つは、かって一度も溶け合ったことはない
アレクサンダー彗星が天を二分した時、
地上もまた、光と闇に分かれた。
闇を支配する妖魔とその長たる信長
妖刀の光を持って闇に立ち向かう影忍

時は天正九年、天正甲賀の乱、
甲賀忍軍を巻き込んだ伊賀忍軍と信長軍の戦いである。
しかし、その陰にもう一つの壮絶な戦いがあった。
怪異な妖魔軍団対影三流の生き残り
香澄の綾女、疾風の左近、不動の龍馬
それぞれが鬼哭の想いを胸に秘めながら戦いに向う。
何が彼らを戦いへと駆り立てるのか
愛するものを亡くした恨みか、妖魔への恨みか、妖魔への怒りか
さまざまな想いが激流となって、
彼らを戦いの渦へ巻き込んでゆく
(原文ママ)
C-01 本編
C-09 妖刀伝動書人列伝 神村幸子
C-10 山 修
C-11 中野深雪
C-12 島崎克実
C-13 牧野竜一
C-14 伊藤修一
C-15 西井正典

 第二作は天正九年の伊賀が舞台です。
 信長に対し徹底抗戦の構えの伊賀で、綾之介たち3人の間に擦れ違いが 生じてきます。
 急き立てられるように、つねに戦いの中に身を投じ続ける綾之介。
 失った桔梗への愛惜の念に心囚われる龍馬。
 そして、戦うことの意味に迷う左近。
 Tで結集した3人は、戦乱の伊賀で大きく揺れ動き、 左近が戦線を離脱してしまいます。
 登場人物の「心」にスポットを当てた「破」の章です。