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妖刀伝作品ガイド
戦国奇譚妖刀伝 破獄の章
(C)ビクターエンタテインメント

VT(VHS)JHE-141¥9800(1987/6/26発売)
VT(β)JBE-141¥9800(1987/6/26発売)
カラー41分

 おりしも日本は群雄割拠の時代。
 平穏な日々を過ごしていた香澄の里を、突然巨大な三ツ首の妖魔が襲った。 妖魔の正体は、その名を三枝陣内といい、日本制覇をもくろむ織田信長の裏兵、 朧七人衆が一人であった。
 香澄の里でたった一人生き残った影忍、綾女は、里に代々伝わる妖刀をたずさえ、 男装し、綾之介と名を変えて復讐の旅へ出る。
 途中知り合った加賀は日向の影忍、疾風の左近とともに、謎の怪僧、 良庵の教えで葉ヶ塊の里を訪ねる。
 綾之介はそこで信長の野望や正体……実は信長本人も妖魔であり、時がくれば 妖魔大帝として甦ること……などを知る。
 そしてその時、葉ヶ塊の里さえも三枝陣内率いる妖魔忍群に襲われてしまう。 しかし、怒りに燃えた綾之介の妖刀が覚醒して光を放ち、陣内ら妖魔を倒すのであった。

 妖刀伝第一作め。「よいな綾女!」といきなり里落ちのシーンに始まり、 ぐいぐいと世界に引き込まれます。
 天正八年が舞台で、影忍三人の集結と三妖刀の覚醒という「序」部分が 描かれています。